終活って何をするの?初めての終活チェックリスト
「終活という言葉はよく聞くけれど、実際に何から手をつければいいのか分からない」
——そのように感じている方は多いのではないでしょうか。
漠然と「そろそろ始めた方がいいのかな」と思いながらも、具体的な終活のやることが分からず、後回しになってしまうケースは少なくありません。
この記事では、終活で実際にやることは何か、初めての方でも取り組みやすいチェックリスト形式で分かりやすく解説します。
ファイナンシャルプランナーの視点から、お金の面も含めて整理していきますので、読み終える頃には「まず何から始めればいいか」が見えてくるはずです。
終活とは?やることが多く感じられる理由
終活とは、人生の終わりに向けて、身の回りのことや財産、医療・介護の希望などを整理し、準備しておく活動のことです。
「終わりのための活動」と聞くと身構えてしまう方もいますが、実際には「これからの人生をより安心して過ごすための準備」という側面が大きいものです。
終活のやることが多く感じられるのは、財産整理、エンディングノートの作成、医療・介護の希望の整理、葬儀やお墓の準備など、扱うテーマが幅広いためです。
一つひとつは決して難しいものではなく、順番に整理していけば無理なく進めることができます。
初めての終活チェックリスト|やることを整理しよう
ここでは、終活で取り組みたいことを分野別に整理しました。
すべてを一度に行う必要はありません。
ご自身の状況に合わせて、できるところから少しずつ進めていきましょう。
① 財産・お金に関すること
- 預貯金、保険、有価証券などの財産をリストにまとめる
- 不動産の情報(所在地・権利関係)を確認する
- 負債(ローンなど)がある場合は内容を整理する
- 必要に応じて生前贈与や相続対策を検討する
② 医療・介護に関すること
- 持病やかかりつけ医の情報をまとめておく
- 延命治療や介護に関する希望を整理する
- 介護が必要になった場合の希望(自宅・施設など)を考えておく
③ 葬儀・お墓に関すること
- 葬儀の規模や形式について希望をまとめる
- お墓や納骨方法について考えておく
- 宗教・宗派に関する希望があれば記録しておく
④ 家族・大切な人へのメッセージ
- 家族へ伝えたい想いを書き留めておく
- 連絡してほしい方の連絡先を整理しておく
このように整理すると、終活のやることは決して特別なものではなく、日常生活の延長として少しずつ取り組めるものだと感じられるのではないでしょうか。
終活はいつから始める?メリットと注意点
終活を始める時期に決まりはありませんが、体力や判断力があるうちに取り組んでおくことにはメリットがあります。
財産の整理や希望の記録は、ご自身の頭がしっかりしているうちに行うほど、内容も正確になりやすいためです。
一方で、注意しておきたい点もあります。
終活を進める中で出てくる情報には、預貯金や保険など個人情報に関わるものも多く含まれます。
書いた内容の保管場所や、誰に伝えておくかについても、あわせて考えておく必要があります。
また、一度整理した内容も、時間の経過とともに状況が変わることがあるため、定期的な見直しが大切です。
終活とエンディングノート・遺言書の違い
終活を進める中でよく出てくるのが「エンディングノート」と「遺言書」です。
両者は似ているようで役割が異なります。
- エンディングノート
法的効力はないが、自由に希望や想いを記録できる - 遺言書
法律で定められた形式に従う必要があり、財産の分け方に法的効力を持つ
終活のやることの一つとして、まずはエンディングノートから始め、財産の分け方について明確にしておきたい場合は遺言書の作成もあわせて検討する、という進め方がおすすめです。
ケースによって必要な準備は異なりますので、無理のない範囲で少しずつ整えていきましょう。
よくある質問(Q&A)
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終活はいつから始めるのがおすすめですか?
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終活を始める年齢に決まりはありません。
60代や70代を機に始める方が多い一方で、50代のうちから財産整理を兼ねて取り組む方も増えています。
体力や判断力があるうちに始めることで、財産の整理や希望の記録がスムーズに進みやすいというメリットがあります。
「まだ早い」と感じる場合でも、財産のリスト化など負担の少ない部分から始めておくと、後々の安心につながります。思い立ったときが始めどきと考えて問題ありません。
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終活で最初に何をすればいいか分かりません。何から始めるべきですか?
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終活のやることは多岐にわたりますが、最初に取り組みやすいのは「財産のリスト化」です。
預貯金や保険、不動産などの情報を一覧にまとめるだけでも、頭の中が整理され、次に何をすべきかが見えやすくなります。
その後、医療・介護の希望、葬儀やお墓に関する希望へと順番に広げていくとよいでしょう。
すべてを一度に終わらせようとせず、少しずつ進めることが、無理なく続けるコツです。
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終活には具体的にお金がかかりますか?
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終活そのものに必ず費用がかかるわけではありません。
エンディングノートの記入や財産の整理だけであれば、費用をかけずに始めることができます。
一方で、遺言書を公正証書で作成する場合や、専門家へ相談する場合には、内容に応じて費用が発生することがあります。
かかる費用はケースによって異なりますので、まずは無料でできる範囲から始め、必要に応じて専門家への相談を検討するとよいでしょう。
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終活は家族に相談してから進めるべきですか?
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終活は必ずしも家族との相談から始めなければならないものではありませんが、財産や希望の内容は、最終的に家族と共有しておくことが望ましいとされています。
ご自身の考えがある程度まとまった段階で、家族に伝えるという進め方でも問題ありません。
特に、エンディングノートの保管場所や、医療・介護に関する希望については、いざというときに家族が把握できるよう、早めに共有しておくと安心につながります。
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終活を始めるにあたり、何か特別な準備は必要ですか?
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終活を始めるにあたって、特別な資格や大がかりな準備は必要ありません。
市販のエンディングノートやノート一冊があれば、すぐに始めることができます。まずは財産の情報や、日頃考えていることを書き出すところからで十分です。
内容を整理していく中で、遺言書の作成や専門家への相談が必要かどうかが見えてくることもあります。焦らず、ご自身のペースで進めていくことが大切です。
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